GABA

γ-アミノ酪酸

エビデンススコア

6.5 / 10

アミノ酸ヒト試験あり

脳内の主要な抑制性神経伝達物質。食品・サプリとしての経口摂取で睡眠の質改善・ストレス軽減への効果が日本・韓国の臨床試験で示されている。

GABA(γ-アミノ酪酸)は中枢神経系の主要な抑制性神経伝達物質であり、神経の過剰興奮を抑制してリラクゼーションと睡眠を誘導します。脳内でグルタミン酸からGAD(グルタミン酸脱炭酸酵素)によって合成されます。 経口摂取GABAが血液脳関門を通過できるかどうかは長年議論されてきましたが、一部の研究では腸内でのGABA受容体作用や腸脳軸を介した間接的な作用機序が提案されています。日本で発酵GABA(チョコレート・機能性食品)の研究が蓄積されており、100〜300mgの摂取で入眠時間の短縮・睡眠の質改善・ストレスマーカー(クロモグラニンA)の低下が示されています。発酵製造法と合成法では組成・効果に差がある可能性があります。

推奨摂取量

100〜300 mg

注意事項

一般的に安全性が高いとされますが、高用量では眠気・気分変動の報告があります。手術前の使用は担当医に確認してください。

薬物相互作用

鎮静薬・睡眠薬・アルコールとの相加効果により過剰な鎮静が生じる可能性があります。

よくある質問

GABAはいつ飲むのがいい?
就寝1時間前の摂取がリラックス・睡眠の質改善を目的とする場合に多く選ばれます。ストレス緩和を目的とする場合は緊張が高まる場面の30〜60分前に摂取する方法もあります。食後の摂取は吸収への影響が少ないとされています。
GABAサプリの副作用は?
一般的な摂取量では安全性が高いとされており、重篤な副作用の報告はほとんどありません。まれに眠気・胃の不快感・頭痛が報告されています。鎮静系の薬(睡眠薬・抗不安薬)との組み合わせは過度の鎮静を引き起こす可能性があるため、服薬中は医師に相談してください。
GABAサプリの効果はいつ頃から感じられる?
GABAが経口摂取後に血液脳関門をどの程度通過できるかは研究によって見解が異なります。ヒト試験では睡眠の質・ストレス指標への変化が4〜8週間で報告されているものもあります。個人差が大きく、即効性を期待しすぎず継続摂取で評価することをお勧めします。