レスベラトロール

エビデンススコア

5.5 / 10

ポリフェノールヒト試験あり

赤ワイン由来のポリフェノール。サーチュイン(SIRT1)活性化を介した抗老化・心血管保護・抗炎症効果が注目されている。

レスベラトロールはブドウの皮・赤ワイン・ベリー類に含まれるポリフェノールです。SIRT1(サーチュイン1)を活性化することで、細胞の生存シグナル・炎症抑制・ミトコンドリア生合成を促進します。 動物実験では顕著な抗老化・抗炎症・心血管保護効果が示されていますが、ヒトでの生物学的利用能は低く(腸内でグルコロン酸抱合を受ける)、臨床試験結果は混在しています。NMNやPteroStilbeneとの併用で相乗効果が期待される場合があります。

推奨摂取量

150〜500 mg

注意事項

一般的に安全ですが、高用量で消化器症状の報告があります。

薬物相互作用

ワルファリン・抗血小板薬との相互作用の可能性があります。

この成分を含む製品

関連研究

臨床研究で使われた用量

研究タイプ用量被験者数研究タイトル
メタアナリシスレスベラトロール 150〜1000mg/日1228名レスベラトロール補給と心血管リスク指標:メタアナリシス
RCTトランスレスベラトロール 150mg/日45名レスベラトロールの抗炎症・抗老化皮膚効果:ランダム化比較試験

商品比較

型の違いと選び方

型・形態特徴こんな方に向いている
トランス型レスベラトロール生物活性を持つ主要な立体異性体。ブドウの皮やイタドリ根に含まれ、サーチュイン活性化などの研究で使用されているのはほぼこの形態です。研究ベースの効果を期待する方
シス型レスベラトロール光・熱などでトランス型から変換された形態で生物活性が低い。品質管理が不十分な製品ではシス型の混入割合が高くなる場合があります。(選択推奨外。トランス型を選ぶことを優先)

よくある質問

レスベラトロールはいつ飲むといい?
脂溶性成分を含むため食事と一緒に摂ると吸収が助けられます。朝食後または夕食後が選ばれることが多く、空腹時の摂取は避けるのが無難です。ただしバイオアベイラビリティが低いことが課題とされており、リポソーム型や他の吸収補助成分との組み合わせ製品も登場しています。
レスベラトロールの効果はいつ頃から出る?
ヒト試験は限られており、効果が現れる期間を明確に断言することは現状難しい状況です。動物実験では短期間での代謝・炎症指標の変化が報告されています。ヒトへの応用にはより長期の研究が必要とされており、期待しすぎない姿勢が大切です。
レスベラトロールの副作用は?
一般的な摂取量では安全性が確認されていますが、高用量では下痢・腹部不快感が報告されています。抗凝固薬や抗血小板薬との相互作用が示唆されているため、これらの薬を服用中の方は医師に相談することを推奨します。
トランス型とシス型のレスベラトロールの違いは?
トランス型が生物活性の高い主要形態で、研究で効果が報告されているのはほぼトランス型です。シス型は活性が低く、光や熱でトランス型から変換されたものです。サプリを選ぶ際は「trans-resveratrol(トランス型)」と明記されている製品を選ぶことが重要です。